死を急ぐ君へ送る Vol.4

こんばんは79ERSです。
さて、「何故死んではいけないのか?」についてお話したいと思います。
死者にムチをうつようなものだと思われるかもしれませんが、後でフォローしますので、とりあえずお聞きいただきたいと思います。この問題は、別の視点での見方をしないとこ解決できません。あくまでも見方の一つだと思いますので宜しくお願いします。

 まず理由の1つとしては、死ぬ事で迷惑がかかる人がいます。
 あなたが死ぬことで家族が苦しみます。
 親であれば、育て方が悪かったのかということで罪悪感に苛まれることになります。
 子供であれば、自分の育ち方が悪かったのかということで罪悪感に苛まれることになります。
 経営者であれば罪悪感を感じる社員もいるでしょう。
 人間生きていれば何らかの関係をもつことになります。
 人一人が突然死ぬ訳ですから、影響がないわけがありません。
 あなたが死ぬ事で苦しむ人がいていいのですか?

 更に、あなたが死んだ後の処理が大変です。
 線路に飛び込めば、電車が止まり、交通ダイヤが麻痺します。
 職場や学校に遅刻することもあり、何より鉄道関係者に負担がかかります。
 警察も事件性があることもあり、あなたの死体の処理のために、呼び出されることとなります。
 気持ち悪い死体の処理のためにも人員が裂かれます。
 更に、その場所は自殺のあった場所ということで気味悪がれ、資産価値が下がります。
 不動産会社は家賃収入を失う事となるので、大きな痛手です。
 かつて観光名所だった場所が自殺が起こったことで立ち入り禁止地域が増えたということも起こってます。
 折角見に来た観光客も魅力が半減してしまいます。
 
 現に、自殺の名所となってしまったことで、死体の処理費用等で何千万もかかり、財政を圧迫している自治体もあります。
 嫌な顔をしながらあなたの死体を処理する人を前に、あなたは自殺ができますか?
 あなたの命は消えても、あなた自身の体は消える事は無いのです。
 どうせ死ぬなら、喜ばれて死にたいと思いますよ。

 でも中にはこんな人もいると思います。
 他人の迷惑なんて関係ないとか……
 自分だけよければいいんだ……
 もうこれ以上他人のことに振り回されたくない、他人のことなど考えられない。
 そういう人にはこういうことを言っても全く無意味です。

 そういう人に対しては……
 自殺はあなた自身にも損になるんです。
 損なことをわざわざあなたはやろうとしているんです。
 どうせだったら損したくないでしょ。

 次回はそのことについてお話します。