学会にて思う
火曜日担当のだぉです。
先週末に学会に参加してきました。
偉い先生の講演を聴いたり、他の病院薬剤師の発表を見ていると、自分もまだまだだな。
もっと頑張らにゃいかんな、と思えてきます。
それよりなにより刺激になったのが、後輩との再会。
大学院の時に世話をしていた1こ、2こ下の後輩が社会人になって、就職した病院の人たちと学会に参加しているのですが、出会った頃はピヨッコだった子達が、立派に社会人していて、ちょっぴり感動です。
そして、職場の先輩に僕のことを、「頼りになる先輩です」と言ってくれたことに、嬉しさ半分、不思議な気持ち半分でした。
・・・だって、後輩の就職した病院はかなりの大病院ですよ(病床数1000以上)。
僕の病院も総合病院の名はありますが、病床数300程度の中規模病院でしかありません。
僕は就職して4年目です。
後輩が就職して3年もしくは2年です。
僕なりに4年間あくせく働いて、病院薬剤師としてならびに社会人としてかなりの力をつけてきたと思います。
でも、それは中もしくは小規模病院で活躍できる薬剤師としての話。
大規模病院では中小規模病院では行えないような事をいくつかしているのですよ。
だから、もしかしたらもうすでに1こ下には病院薬剤師としての実力は抜かされている可能性もあるのです。
仮に現時点では抜かされていなくても、この先5年10年したら抜かされることは確実です。
それを考えると、「頼りになる」という言葉は重いですわ・・・
さて、そんな後ろ向きに考えていても仕方ない。
病院といえども、働く場所が違うのです。
求められる仕事のスタイルが違うのは当然の事。
中規模だからこそ、大病院ではすでに入っているような機械を薬局に導入している最中であり、それに伴う薬剤部内のシステムエンジニアとしても働いています。(毎日1〜2時間、通常の業務とは別にシステムの不具合調整の時間をもらっています)
新しいシステムの立ち上げに携われるのは、この先の大きな糧になると思います。
それ以外にも防災や病院イベントの実行委員など、薬剤師というよりも組織の一員として携わっているのは、むしろ中規模だからこそ、僕のようなものでも頑張ればチャンスが与えられるという利点があるのだとも思う。
ただ、それをやっているから良いと、お茶を濁すのではなく、純粋な薬剤師としての実力も上げる事を念頭におかないと、また後輩に会ったときに恥ずかしい思いをするだけなので、肝に銘じておく必要があります。
そんなことを思い、仕事に励もうかとも思ったのですが、休み明けの仕事量の多さに忙殺され、月曜火曜の2日間で早くもめげそうになる・・・
・・・頑張れ、俺。