同じ言葉でも… 79ers

「暇ですねえ…」

先週の日誌で書いた言葉ですが、この言葉は二通りに取れます。
一つは、相手がこういうことが出来るぐらい暇なのだなあ…ということを指す言葉。
無駄なメールを数千、数万人に送るくらい時間があるのですねということです。
二つは、自分が暇だということ。
縁側でお茶をすすりながら物思いにふけられるほど自分に時間があるということです。

勿論私が書いた意味は一つ目の意味です。
深夜まで残業していますし、1月は日数が少ないので、忙しさは半端ではないです。
二つ目の意味で使うことはありえません。

だが、縁側でお茶をすすりながら、前者の意味で言っていたら誰も信じないでしょう。
日本語は時に自分の言った意味とは捉えられない場合があるのも事実です。

日本語は状況に左右される言葉だと言われています。
英語でいう「I」が私以外でもわたくし、俺、と使い方が異なるように。
そんなことを思いました。