ふと思うこと。

 ども、tukiです。


 東京都民として先日の条例の改悪についてですが…。
 単純に18禁だけの問題ではないと私は思っています。
 内容を読んでみると「違法行為を必要以上に美化する」という文面に当たるのですが、これは一歩間違えば暴力行為なども当てはまってしまうこともあります。


 マンガにおける可能性というのは、現実にはなしえないことを…という作者や読者の想像力をかきたてるもの。
 そこに規制をかければ、マンガの可能性そのものを止めてしまう恐れが出てくるのです。
 新しいジャンルの開拓にもためらいが出るでしょう。
 いちいち確認していかなければならないのであれば、作者は萎縮するのは当然の話。
 18禁がどうのこうのという問題ではありません。
 単に業界の「売るために18禁を」に対しての規制ならば、映画やビデオ、小説などにもかけると思いますので。
 これはごく一部の有権者のための「実績作り」に過ぎないと私は考えています。


 そういった意味で、私は今回の規制強化が文化そのものの衰退を招く原因になることを危惧しております。
 今日は真面目な話になってしまいましたが、この辺で。