就職支援シリーズ 第3弾 今求められている人材 79ers

こんばんは79ersです。

求職者支援第3弾ということで……
先々週は、求職者がこころがけること
先週は、求職者が注意しなければならないこと
ということで、第3弾としてお話しさせていただきたいのは、今求められている人材はどういう人材かと言うことをお話しさせていただきます。

よく言われているのが野球で言えば4番打者、マツイ、イチロークラスの人のように、強烈な能力を求められるとよく言われます。
これだけは人に負けないというものがあれば就職に有利だとよく言われます。

しかし、現実はというと……
「こんなやつはいらない」というのが実情です。
まずは、自分でなければできなければできないという意識から人件費が高くなりがちです。
更に、専門的な人材を全てのケースで揃えられるほど、余裕のある企業も少ないです。あくまで、少ない人数で様々なケースに臨んでいかなければならない。

そして、現在価値観が多様化しており、一時もてはやされたものであっても、すぐに、それが不要になるスピードも早いだけに、採用する立場から、一時使える人材であっても、すぐに使えなくなるということで、こんな無駄な人材を雇っていられるほど余裕はありません。

それに加えて、その人間が全て対応する訳ですから、その人間がいなくなった後は企業としては何もできなくなることになります。いわば場当たり的な対応しかできないのです。企業は永続的に続いてこそ存在価値がある。その場だけで良いでは駄目なのです。

最後に、一人のカリスマのある人物が全責任を負って、集団を動かすという時代では現在ありません。現場のものが、自分の判断で即座に行動する。この判断のスピードが年々速まっています。いわば昔がピラビットだとしたら、現在は逆ピラビットになっているのです。それだけに、一人の人間の判断を待つといった以前の集団のやり方では手遅れになる可能性が高いのです。それだけに、しっかりと現場で判断できないロボットではいらないのです。

それではどういう人材が必要かお話しさせていただきましょう。
野球の選手で言えば木村卓也選手みたいなどこでも守れて、打力もある選手。
オールマイティープレイヤーです。
キーワードとしては、「吸収力」「柔軟性」「勇気」の3つです。
まず、「吸収力」については、その場その場での判断が求められ、更に多くの成功をすれば、失敗もします。その時に、成功、失敗からキチンと学び、次の生かしていける人間であれば、マニュアルでは対応できない事態が起きても対応できる。そんな人間は、企業にとっても頼もしいし使い勝手がいいです。
二つ目の「柔軟性」については、一人だけで仕事をしていくという場面はむしろ少ないです。集団の中で協力し合い、自分だけでなく他人、もしくは他社との協力を得ていきながら、動くことが必要になります。それだけに、集団の中で自分の生かし方を心得ている人間は企業にとっては少ない人間で経営できることにつながります。
最後に3つ目です。正解のない社会では、何をするにしても、リスクを伴います。その時に人より一歩前に踏み出せるか。そうすれば、スピード感のある人材として、現在の目まぐるしい社会に対応できる人材として重宝されます。

これらを参考に、自分にとっての「吸収力」「柔軟性」「勇気」を導き出し、目一杯アピールしてください。
それが採用に繋がると思います。

あくまで求職という行動に出ているあなただけに、勇気はあります。
その勇気を採用に繋げてこれからの人生に生かしてください。

以上 79ersでした。