減らないカラクリ…

こんばんは79ERSです。
さて、前回67,500円の国の借金返済貯金を始めている(つもり貯金とも言う)と申し上げました。
最終的に810万を日本国民全員が貯めればいいということなのですが…
そううまくはいかないと思われます。

①ほんとにこの金額で合っているのか?
 1000兆円を超えたといってますが、この金額は正確かどうかまずあやしいです。
 確かに財務省から財務報告書が毎年報告書として上がってますが…
 税金として徴収した金額をそのまま全て金額としてあげています。
 だが、消費税もそうですが、全て徴収できるわけがありません。
 でも、そこは無視して、データーをつくっているので…
 随分あいまいなものなのです。
 数字を管理しているのは財務省
 予算を管理しているのは財務省
 そういう意味では、いくらでも数字の操作は可能と言うことになっているのです。
 もしかしたらここまでないかもしれませんし…
 このくらいですまないほど膨らんでいるのかもしれません。

②利益と損失は一体。
 個人の借金返済は、損失部分を切り離し、一定期間利益が上げて返済にあてるというものです。利益が上がらなければ返済はできませんからね。
 でも、全ての企業・個人がそれをやるとどうなるか…
 利益を上げるものの反対に、その額だけ損失をあげるものがいます。
 損失を切り離していけば、反対の利益が消えます。
 つまり個人レベルでは借金は消えているように見えますが、国レベルでは何も変わっていないのです。
 むしろ、これを繰り返していくと経済の規模は縮小していきます。
 経済が縮小していけば、税収は減ることになります。
 バブル崩壊のときに、これを防ぐために、国は公共投資をしてきたわけです。
 
③誰に返すの?
 さて、借金というと、普通は返済をする先が決まっています。
 でも国債は、誰がどれだけ持っているのか明らかになってません。
 810万貯まっても、ただ現金として残るはめになります。

まあ長々と話してきましたが…
なぜこれをお話したかと言うと、よく先行き不安ということを言われますが、1000兆円の国債としてはそんなに不安を持つ必要はないと言うことです。
不安をもつくらいなら、貯められる時にしっかり貯めて、あとはぱっと使う。それで不安を吹き飛ばしましょう(w