つまり・・・
tukiです。
申しわけありませんが、もう少しだけひっぱりたいと思います。
あれから少し考えました。
で、ある種の結論に辿り着いたんですよ。
…つまり、いくつかのhow toサイトは「予備校」なんだということに。
いくつかのサイトでは「小説の書き方」からステップアップして、「新人賞の取り方」くらいまでの話をしていると思います。
だから、小説賞の基準などを引き合いに出したりするわけで。
「これを避けて」「これを避けて」「これを進めて」…。
すると、お手本みたいな小説が出来上がります。
もちろん、これで新人賞が取れるかというとそういうわけではありませんが、ジャンルはともかくわりと無難でステレオタイプな小説の完成となるわけですよ。
でも、書いてて面白いのかな?と思います。
「書きたいものを書くのはプロになってから。
とにかく今はプロになることが大事」
という話も聞きます。
ですが、プロになってからの方が好きなものは書けなくなります。
「売れる」ものを書かないといけないわけですから。
現実と向き合ったその時、「楽しみ」はなくなってしまうのです。
色々と制限をかけて、プロへのお手本を作るのも結構だとは思いますが、書きたいものが書けるのはアマのときだけです。
今、趣味で創作活動を続けている方は、まず書きたいものや好きなものをどんどん書いていくべきだと思います。
そして自分にあったスタイルを見つける。
プロへの道を考えるなら、そこから始めても十分です。
アマ時代に試行錯誤を繰り返したことが、スランプの時に役立つこともあるでしょう。
色々と書いていって自分の可能性を探すことは何よりの経験になると思うんですよ。
で、最終的に何が言いたいかというと…。
「もうちょっとじっくりとやりましょうよ。
創作は自分の意志で、自由に楽しくやってナンボのものなんですから」
ということです。