地震に対する考察 79ers

こんばんは79ersです。
まず情野さんへ。
お忙しい中電話してすいませんでした。
忙しい中で話さないといけない内容ではないので、今そちらに集中して下さい。
さて、前回地震について被害が大きくなった要因についてお話しました。
だが、その反面、被害が少なくで済んだ部分もありますのでその辺についてお話しします。
まず、暑くもなく寒くもない春の日で天気が晴れだったこと。
交通機関が止まり、歩いて移動した人が多かったということは歩ける環境にあったということです。
これが雪が降っていたり、猛暑の中ではこうはいかなかったと思います。
二つ目は、食料・水が十分あったこと。
後に買い占め等が起こったにせよ、店を探せばそれなりに食料はありました。
つまり、飢えてしまうという状況はなかったということです。
海外から略奪がない日本とよく言われていますが、この点が背景にあると分析しています。
三つ目は、耐震偽装事件が起きたことが被害を少なくしたと言えます。
耐震偽装事件とは建築士が設計をごまかし、建物の耐震度を引上げていたという事件です。
その事件により、全国各地で建物の耐震度のチェックと耐震補強が行われました。
そのことが建物の耐震度を上げ、今回の大地震に対しても建物が崩落しなかったことに繋がりました。
皮肉なことに震度5で崩落すると言われていた事件の舞台になったマンションはびくともしなかったとのこと。
ニュージーランド阪神大震災では建物が崩落しましたが、今回の地震ではそれが起こらなかったのはその背景があったと言えます。
最後の四つ目は「丁寧語、謙譲語」が背景にあると思います。
もし、今回の震災の中、直接的な言葉が交わされていたら様々なトラブルが起きていたに違いありません。
それが「丁寧語・謙譲語」を話すことにより、相手に敵意はないことを予め示すことが出来る。
それが事前にトラブルを防いでいると分析しています。
いつもは交渉ベタな弱腰日本人と酷評されていますが、今回は良い方向に進んだと言えます。
このような背景があったから地震の被害は少なくなったと言えます。
だが地震の被害は起きたことは事実なので次回の時は被害を最低限度に抑えるようにしなければならないでしょう。
以上地震に対する考察でした。
長くなりましたがお読み頂きありがとうございました。