今回の地震での被害 79ers

こんばんは79ersです。
先週は地震の揺れそのものについては殆ど被害はないということをお話しました。
その後についてお話します。
揺れが収まった後、普通に仕事をして帰ろうと思いました。
だが……
会社から帰ることが出来なくなりました。
電車が完全に止まってしまったのです。
普段大雪などでJRが不通になったりしても、私鉄が生きていたり、少なからず数が減っても完全になくなることはありませんでした。
代替交通機関としては、バスは、通常付近や一駅先に向かうものばかりで市を跨ぐものなどはなく、タクシーも乗り場で順番待ちで長い行列を作っていました。もし乗れたとしても、道路は大渋滞。交通規制の為、道路は少なくなり、渋滞に更に拍車をかけるという状態になりました。勿論歩いて帰れるほどの距離ではなかったことから、会社に泊まらざるをえなかった状況になりました。
最近日記でも書きましたが残業が続いていたので、寝袋を持ち込んで仕事をしていたので、仕事が終わったのに会社に泊まりこむという状況になりました。
結局、一部の電車が復旧したのはその日の夜。
翌日に乗れる電車を乗り継いで何とか帰宅しました。
会社に泊まっている間に、自宅に連絡を取ろうと携帯と会社の電話で電話をかけましたが、通信規制で繋がりませんでした。
インターネットも情報が錯綜し、正確な情報を掴むことが出来ず、家族の無事が確認出来ないまま時間だけが過ぎる状況になりました。
だが、皮肉なことにネットは繋がっていたのでメールで連絡がついたので、生存と家の状況の確認が取れました。
家は、耐震補強はしていたのですが、中身はいくつか飛び出しており、食器の一部は激しく割れておりました。
結局、帰宅してからも家の片付けに多数の時間を費やしました。
地震が終わってその日の被害は以上です。
今回の地震では揺れそのものの被害は殆どないと思います。
ニュージーランド阪神大震災の様に建物が崩壊した訳ではないので……
ところが、その後の津波、通信、火災、交通機関の不通が被害を拡大させました。
特に東北地方は津波の被害は大きく、多数の人が未だに行方不明。
死傷者もこれまで以上のものになっています。
地震対策というと揺れへの対策が殆どかと思いますが、今回の地震ではそれでは対処出来ないものだったと思います。
さて、被害はこれで終りという訳ではありません。
その話は次週にお話させていただきます。