例え根源が同じでも。

ども土曜担当の情野です。


皆様はアイデア電波という言葉もしくは現象をご存知でしょうか?
島本和彦先生作『吼えろペン』で語られた話なのですが、
要約すると『アイデアは宇宙から降り注いでいて、敏感な人間や波長の近い人間がそれぞれキャッチして作品にする』という事らしく、それゆえにネタが被る事がたまに発生するというもの。


なんで突然そんな事を言い出したのかと言うと。
最近、思いっきりそれを実感する出来事が起きたからです(ぉ。


先日僕は本屋でとある漫画を見つけました。
それは好きな漫画家さんの作品で、存在自体は知っていたのですが、手に入れられずにいたもの。
読む機会はあったのですが、多分単行本化するんだろうからその時にまとめて読もうと思っていたので、これ幸いとばかりに購入・帰宅。
ホクホク顔でジックリ読んで、ふと気付いたのです。
『あれ、これ、前に書いたアレに似てないか?』と(w。
方向性その他違う部分もたくさんあるのですが、とある基本が似ていて(と僕は感じました)かなり驚いたり。
巻末の掲載時期を見るに、書いた時期は違うのですが、前後一年程度のブレなので電波を受け取った時期は同じなんじゃなかろうかとか思い始める始末です(笑。


まぁ、こじつけな気も大いにするのですが、なんとなくそう感じるのですよ。
だって、そう考えた方が面白いじゃないですか(w。


作品のネタが被るのは、色々策(?)を弄して(ォ)いけばいい事ですしね。
ネタが同じでも、カタチにする人間は違うわけですし、それぞれの独自性を打ち出すのが『作る』事だと思いますし。


どの道、それ位の個性が無ければデビューなんて夢のまた夢。
もっともっと個性を出すべく精進していこうと、改めて決意した情野でした。